葬儀に一度も出席したことのない人は、香典の相場さえ知らないことがあります。故人との関係性によって額は違ってきます。まず、相場を調べてみることが大切です。今の時代なら、インターネットでも簡単に調べられます。
また、結婚式とは違ってお祝いの場ではないため、あまり大金は包みません。初めての人にとっては、こんなに少なくていいのだろうかと不安に感じてしまうような額を包むこともあります。それでも、もちろん失礼に当たりません。
一緒に葬儀へ行く人が居るのなら、香典の額を合わせるのも一つの方法と言えます。特に会社関係の場合、上司と部下とでは額が違ってきます。同期と額を合わせた方が無難です。親戚などの親族の場合には、両親などの身近な人に聞いてみることをお勧めします。
兄弟なら兄弟で額を合わせ、従兄弟なら従兄弟と額を合わせます。事前に電話で相談しておくことも大切です。
葬儀に参列をする場合、香典を持っていくことになります。持っていかないということは良いことではありません。もし、通夜に参列をして既に香典を預けているような場合を除き、葬儀には必ず自分で持参をするようにしましょう。
しかし、悩むのがいくら包むべきかということです。いくら包むべきかということは、その状況により大きく異なります。また、地域によっても異なる場合があることに注意しましょう。一般的には5千円ほどを包むことが多いでしょう。
しかし、もし親族関係の場合は1万円以上包むことが望ましいと考えてください。つまり、その式に関して自分に関係が深い場合は包む金額をしっかり考えて行うべきということです。どのような状況でも同じ金額で良いというわけではありません。
分からない場合は、身近な人に確認を行うことも良い方法です。